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2006.10.29 4th Season
会わなくなって何ヶ月が経ったか 数えるのをやめて何ヶ月も経った
ようやく1人になれたんだ ようやく独りに慣れたんだ

なのに清々しい街の息遣いと 舗道へ舞い降りる銀杏(いちょう)の葉が
4つ目の季節の訪れを知らせ 淋しさ募らせる

満たされていた事振り返るたび 胸の奥がズキンと痛む
今はもう君の笑顔しか思い出せない

ちょっとズルい大人になったのだろうか? 
上を向く 涙で景色も霞んでいく  
2006.10.26 胸の中の平和
僕らの幸福感は どうしても揺らぎやすい
壊れてしまえば 強がりも砂塵のように吹き飛び

心の奥まで喪失感で 昼と夜の区別が
つかないほどに 凍える風が轟々と荒れまくる

胸の中の平和を どうか掻き乱さないで
胸の中の平和を 誰も侵してこないで


オールを流されて 川面に取り残された
僕の心の中は いつまでもそんな風に

ぽつんとしょぼくれて ただ暗闇の中
冷たい水を 凍える手でゆらゆらと掻いてゆく

胸の中の平和を 濁さないよう慎重に
胸の中の平和を 川底から拾い上げて
微かなコロンのノート さっきまで君が座ってた 
シートから漂う 車内に今は僕ひとり

次にある約束を 交わすことないまま
ふたりは孤独という 眠りについた

君の温もりも次第に僕のそれに取って代わる
新しい始まりと終わりを君も決めかねている

またね さよなら
ようこそ ありがとう

何度か交わされた言葉の様に

その肩を抱いた時
この手をほどいた日

こんな事も繰り返されるのだろうか
伸ばしたこの手を払いのけて 君は社会の渦に飲み込まれていく
豪気に笑い激しく怒り ひどく頑ななアイデンティティ支えて

昨日の涙など振り向かない 壊れ行く人間関係(リレイション)恐れない
社会通念にもひるまない 突き上げる感情(エモーション)抑えない

明日が見えなくても希望は捨てるな THE ADULT CHILDREN
虚ろな姿や憂鬱は似合わない YOU ARE THE CHILDREN
愛さえ手放して悪さえ手懐けて THE ADULT CHILDREN
夢も見なくても現実が首絞めても YOU ARE THE CHILDREN
さよなら私の大切な人 辛くはないからもう平気
さよなら私の大事な思い出 微笑みながら胸に秘めるの

優しくすること 優しくされること あなたが教えてくれた
だからもうその胸に寄り添わないでも これから真っ直ぐ生きていける


気付けば周りの幾人かの人 私を包んで笑顔をくれる
今はただそれだけがあって 私をしゃんと支えてくれる

幸せになって それぞれのステージで ずっと願っているから
だからあなたの指に触れなくても もう次のステップへ踏み出せる
2006.10.08 シンデレラ
少しずつ肌寒くなってきた夜 体を震わせたりしていないか?
今更2人が出した答えには 変わりはないけどただ少しだけ
気がかり ひたむきで頑張り屋の君だから
無理して強がり続けてないかと
大丈夫だねきっと 僕の瞼には いたずらに笑う君が焼きついてる
今もきっとそんななんだろう 何かと闘いながら何か掴もうと

閉ざされた部屋の中でひとり 虚ろな目で過ごしているのか?
着替えさえ持たず汚れたシャツのまま 変化のない毎日をただ嘆いては
唇噛み ひたむきで頑張り屋の君だけど
現状を破ることはたやすくはない
大丈夫だよきっと シンデレラのように 華やかにいつか微笑むさ
その時僕はかぼちゃの馬車になる 君を不幸せにした罪を背負って
慌しい様子で 荷物をまとめていたね
君が一瞥して 歩みを始めた時
僕の夏がときめきとともに ぷつりと終わった

愛や恋じゃなく 情だけが残ってた
壁に投げつけた バーボンの小瓶
虚しく鈍い音を立て 殆ど零れた

もう二度と会わなくても 見てるものは変わりようがないさ
どんな気持ちになっても 想いは褪せないだろう

最近では胸を 裂く痛みもなくなり
淋しさでさえも 友と呼べる様になった
今年の夏もいつの間にか 静かに終わった

それぞれの場所 それぞれの生活
壁に隔てられているように見えない所にある

もう一度会いたいよと 本当は君に伝えたくて
1000日時を戻したい そっと頬に触れたい
2006.09.12 最後の姿
今の僕…スフィンクスの謎掛けに出てくる動物の「最後」の姿
3本足になって、自分を支えるので精一杯なんだ。
君は、まだ優しく僕の手を牽(ひ)いてくれる?
君は、まだ優しく僕の本性を呼び覚ましてくれる?
2006.09.06 雨の功罪
ポンコツ・ワゴンから 商材を取りに行っている間(ま)に
どんより垂れた雲が 堪えきれずに泣き出した

僕はレイン・コートを 羽織るというよりプレゼンの
資料を隠す為に重ねた 空を見上げ眉を顰め

今日も一丁キメてやる!


クライアントは肘を付き 誠意をまるで感じさせない
僕の商品説明も あくびで返事してる

事が終わればお茶を飲み干し プレゼン資料で追い払う
表の自販機 軒下に 立ち尽くし眉を顰め

午後で一気に巻き返せ!


弱まる気配を知らない 大粒の雨避(よ)けて缶コーヒー
一息つけば 隣り合わせた老人が おひとつどうぞと

煙草を差し出し火を点けてくれた 軽く会釈を交わす
転がる会話 うまくもない煙吐きながら続く

気負わないのがいちばんだぜ!
僕が過ごした10000日
君が生きた5000日
なぜかつり合ってしまうんだ
濃厚な毎日の君に出会うまで、愛の重みを知らなかったから
体を抱いた人の数より 想いをともに抱いたことで 2人はバランスが取れている
さびしいけれど 虚無(むな)しいけれど 
涙が出そうだけれど 簡単には会えないけれど 
2006.09.01 死語
次から次へと産み出されては すぐに一人歩きする幼い流行
天寿を全うするまでの その生涯はとても短い

今日はどんな言葉が組み合わされ
明日はどんな言葉が砕けていくのか
閃くセンスは「全然スバラシイ」ものがあるけれど

作った物は大切にして いとも簡単に捨てないで
磨り減らして死語になんてしないで

あなたのそれを大切にして きっと長持ちするから
「気遅れする」って理由で殺さないで
2006.09.01 独りのベッド
夜が更けてふと目が覚めて つまらないこと思い出してる
2人過ごしたたくさんの日々 もう戻ってなんかこないのかな

流石に自分に嫌気が差し どうでもいいって布団を被る
眠れないのにどうするの? 考えすぎて変になりそう

独りのベッドは 今夜も半分冷たいままで
思わず飛び出し 煙草の煙ぷかりと吹かす


こんな所にはもう2度と 戻ってこない筈だった
2人交わしたたくさんの愛 そしてたくさんの憎しみ

気持ちはまるで変わらないけど もう想ってもしようのないもの
置き去りのままの温もりも冷めて 痛みが胸を打つだけ

今は独りのベッドで あの日君は悪戯に笑って
温かい指先 ずっと僕を撫でてくれると
疑わなかった あの夜君を繋ぎとめていた
そう信じてたけど 僕なんかに君を縛れなかった…
君へのハートが溶けてしまうほど茹だる午後
ビルの壁にもたれ雷雲の到来を待ち望む

遠いそれはあの日の2人の涙のように
一瞬に流れては乾いていってしまうだろう

そんな災いの様な暗さを孕んだ低い空に
今は囲まれてしまいたいここで何もできないより

どうか僕を生温い風でべたりと撫でてくれないか
この身体にもう一度生の土砂降りを呼び起こして
2006.08.19 未完の友情
小さな偶然から始まって 今もまだ形を成さない
だけれど僕らの友情は もう意味があるよ まだ立てないかい?

繰り返しの毎日 繰り返しの気分それでも
生命は繰り返せない もう戻れないし まだ逝けないのさ

傷を受けたなら泣けばいい 大きな声で
抑えつけてもそれは乾きはしないから

早く気付いてすぐ後ろに待っている明日に
僕の世界の構成要素が崩れてしまうから

どうやったら胸の中の淋しさを消せるのだろう?
高い手すりに巻きついて 熱い風だけが僕の居場所を当てる
この屋上からグラウンドへ 巧いこと着地できたら
陸上部の奴等は認めてくれるだろうけど

オペラグラスのように ただ映るだけの風景
僕と無関係な所で みんなイキイキとしている
そして僕も靴を脱いで揃えるような 梵(ばか)な勇気は持ちたくもない

ジャマが入らないうち 排水溝の吸殻を
こっそり落として踵(きびす)を返す
すべてが平和裏に終わったことにして
ふたたび君に出会える奇跡があったなら
きっと二度と泣かせる事はないはずさ
僕の涙でこの大地はほら じゅうぶんに潤ってるよ

この腕で せいいっぱい生きた今日の事
つまらない世界 君色に染めた今日の事
たくさん教えてよもう離さない だから幾らでも

君の住んでる街とは星が違ったとしても
今夜の2人の温度だけは同じにしておこう 胸の中

あの頃に戻れるなら君のどんなわがままも
受け止めてその分強く背中に手を回そう

誰かを見てたって光僕が歪ませて
時までも戻してしまうよ
 アイ・ワナ・ビ-・アインシュタイン
ねずみ色の雲の下 重い通知表 丸めて土手の上から小川へ投げ込んだ
その瞬間ニヤリと太陽が笑い出し やっとときめく夏休みがはじまった

眠い目で教科書の文字読まなくていい 時間割に小突かれ「忍耐」なんてしなくていい
暑苦しい制服着ないで裸でいられるからいい バイト面倒くさいけどゲーム代稼げりゃそれでいい

僕は輝く目で コンビニの求人雑誌めくってた
誰かが突(つつ)く 振り返るとお前が立っていた


セミがとまる軒下 お前はジュースを 僕に勧めながら 「今日、花火するから
一緒に来てよ」と 少しスゴ味きかせて 振ってきたけれど ちょっと面倒(メンド)い

あの娘が来るのはかなり気になるけれど 先週あいつとくっついたばっかじゃん
熱いとこ見せ付けられてもたまんない 暑いね今日はまったくお疲れさん


青色の星の下結局僕はお前と あの娘とあいつの4人で会うことになった
数学と世界史の課題と引き換えに 光と音と煙のシャワーを注がれた

優しい手つきであいつはあの娘の 新しい花火に火をかざし
七色の思い出を次々とアップデート どうでも良くなって地べたに座り込む

お前もだんだん生返事が増え 何故だかさびし気な顔で火を着けて
花火をこちらへよこすけど視線は 向こうの2人ばかり追いかけてた

恋より友情大事にしたっていい 気持ちに素直に反応しちゃってもいい
内心イジケててちょっとだけカワイイ お前の良さ分かってるいつまでもそれでいい


例えば1年後僕はどこにいるだろう? あの娘とあいつはどうなっているんだろう?
お前は相変わらず笑っているんだろう? 花火はすぐ消え闇の向こう何が映る?
私はこの国に囚われて 行き場のない感情をただ溜め込み
私はこの国に辱められ 逃げ場のない身体から悲しみの血を紡いだ

この国は私の祖国ではない 偽りの自由を謳(うた)う場所に居たくない
この国は私を殺してしまった 何億兆の細胞を社会からぷつりと

両親は悲しみに暮れている きっとそうだと思うけれど確かめられない
両親はこの国を憎んでいる 強行(つよ)がりだけで本質を示さないからだ

誰か私を帰して欲しい どんな形でもいいから
誰か私を返して欲しい みんなのいる場所へ


私は辟易しながらも 観念してこの国の言葉を覚えた
夫も辟易しながらも 生活を保つ為に偽証を覚え、続けた

この国は見せかけだらけの 労働という徒党を組んでいるけれど
この国は頭のいい一握りが すべからくをせず糧を手にする

誰か私を帰して欲しい どんな形でもいいから
誰か私を返して欲しい あの日の幼い私を



北朝鮮拉致被害者の方々、親族の方々へ贈りたいと思い編んだ詞です。
同件について、遣り切れない気持ちを共感して頂ける方、同様の趣旨にて詞・歌、この詞への曲提供等して頂けませんか?
CDや紙媒体化する等何らかの形で拉致被害関係者の方々に貢献したいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
また君を想い出してるよ めくるめく情熱の夜の
ヤキモチ焼きのあいつのせい 何度も責め立てるから

夕暮れにベッドに座って 熱い抱擁 腕に甦る
黒く艶やかな髪に触れたい 今は誰かといるの?

傍にいてあげられなかっただけでしょう? 嫌いになったわけじゃないんでしょう?
張り裂けそうな胸に飛び込んで 痛みを消して


あいつはオトナの女だから 運命を背負うのはもう無理だよ
それよりも君を見守りたかった 少女のままの君を

朝まで二人の将来(ゆめ)を話したね 部屋に押しかけたいと言ってたけど
本当は消えた君のパパの 影を重ねてたの知ってる

それでも僕を慕い欲してた そんな切なさに応えたかった
あの夜はいつしか夢の中 小鳥が囀る頃にはとけていた


こんなイケナイキモチ抱えながら あいつも誰かも愛せやしない
そっとキスを交わす時みたいに 首を傾げ口元ゆがませて
泣きそうなのか微笑んでいるのか 君は僕の袖をぎゅっとつかんだ

来週は期末試験があるから 少しの間だけ会えないね
そんなありふれた別れ際が こんなにも悲しいのは何故?

You say good-bye to meet me once again 両手で君の頬優しく包んだ
I do not know that part never to meet again 温かい余韻ずっと続いてる


降り出した夕立から救うように やって来たバスを少し待たせて
言葉もなく見つめあって 不意に君はステップを昇った

風を孕んだプリーツ・スカート 紺色の小さな軌跡を描いて
閉まったドアの向こう 君の微笑み小さくなっていく

You say good-bye to meet me once again 交差点を曲がって見えなくなった
I do not know that part never to meet again それでも気持ちはここに残ってる