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慌しい様子で 荷物をまとめていたね
君が一瞥して 歩みを始めた時
僕の夏がときめきとともに ぷつりと終わった

愛や恋じゃなく 情だけが残ってた
壁に投げつけた バーボンの小瓶
虚しく鈍い音を立て 殆ど零れた

もう二度と会わなくても 見てるものは変わりようがないさ
どんな気持ちになっても 想いは褪せないだろう

最近では胸を 裂く痛みもなくなり
淋しさでさえも 友と呼べる様になった
今年の夏もいつの間にか 静かに終わった

それぞれの場所 それぞれの生活
壁に隔てられているように見えない所にある

もう一度会いたいよと 本当は君に伝えたくて
1000日時を戻したい そっと頬に触れたい
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2006.09.12 最後の姿
今の僕…スフィンクスの謎掛けに出てくる動物の「最後」の姿
3本足になって、自分を支えるので精一杯なんだ。
君は、まだ優しく僕の手を牽(ひ)いてくれる?
君は、まだ優しく僕の本性を呼び覚ましてくれる?
2006.09.06 雨の功罪
ポンコツ・ワゴンから 商材を取りに行っている間(ま)に
どんより垂れた雲が 堪えきれずに泣き出した

僕はレイン・コートを 羽織るというよりプレゼンの
資料を隠す為に重ねた 空を見上げ眉を顰め

今日も一丁キメてやる!


クライアントは肘を付き 誠意をまるで感じさせない
僕の商品説明も あくびで返事してる

事が終わればお茶を飲み干し プレゼン資料で追い払う
表の自販機 軒下に 立ち尽くし眉を顰め

午後で一気に巻き返せ!


弱まる気配を知らない 大粒の雨避(よ)けて缶コーヒー
一息つけば 隣り合わせた老人が おひとつどうぞと

煙草を差し出し火を点けてくれた 軽く会釈を交わす
転がる会話 うまくもない煙吐きながら続く

気負わないのがいちばんだぜ!
僕が過ごした10000日
君が生きた5000日
なぜかつり合ってしまうんだ
濃厚な毎日の君に出会うまで、愛の重みを知らなかったから
体を抱いた人の数より 想いをともに抱いたことで 2人はバランスが取れている
さびしいけれど 虚無(むな)しいけれど 
涙が出そうだけれど 簡単には会えないけれど 
2006.09.01 死語
次から次へと産み出されては すぐに一人歩きする幼い流行
天寿を全うするまでの その生涯はとても短い

今日はどんな言葉が組み合わされ
明日はどんな言葉が砕けていくのか
閃くセンスは「全然スバラシイ」ものがあるけれど

作った物は大切にして いとも簡単に捨てないで
磨り減らして死語になんてしないで

あなたのそれを大切にして きっと長持ちするから
「気遅れする」って理由で殺さないで
2006.09.01 独りのベッド
夜が更けてふと目が覚めて つまらないこと思い出してる
2人過ごしたたくさんの日々 もう戻ってなんかこないのかな

流石に自分に嫌気が差し どうでもいいって布団を被る
眠れないのにどうするの? 考えすぎて変になりそう

独りのベッドは 今夜も半分冷たいままで
思わず飛び出し 煙草の煙ぷかりと吹かす


こんな所にはもう2度と 戻ってこない筈だった
2人交わしたたくさんの愛 そしてたくさんの憎しみ

気持ちはまるで変わらないけど もう想ってもしようのないもの
置き去りのままの温もりも冷めて 痛みが胸を打つだけ

今は独りのベッドで あの日君は悪戯に笑って
温かい指先 ずっと僕を撫でてくれると
疑わなかった あの夜君を繋ぎとめていた
そう信じてたけど 僕なんかに君を縛れなかった…