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何度泣いただろう 何度傷つけたろう
その只中でも愛は 少しずつ背を伸ばして
光が見えてきた ゆっくりと白く
見違えるほどに 君は明るさ取り戻し

さあ手を差し出して 僕をぎゅっと握って
もうどこも見なくてもいい ふたりのゴールがはじまるから

瑞々しいまま 熟れたその頬を
そっと指先で ふれて涙ぬぐって
記憶の底まで 濡らしていたもの
全て何もかも 流し捨てて欲しい

さあ確かな足取りで 僕だけ頼って
もうつなぎとめるものは 融けて空に太陽が昇る

さあ手をつなごう 僕の熱を感じて
もうさびしくなんかないだろう? ふたりのゴールがはじまるよ
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アンタなんかもう知らないわ 私の気持ちを裏切ってばかりの
夜の街に放浪(ただよ)って 誰か探して抱かれてしまうから
マンションの避難階段 腰を下ろし覚えたての
タバコに火をつけ 蒼い煙を見つめながら
電話のボタンを適当に押して 男だったら誘ってしまうからね
私を裏切った罰よ もうアンタに戻らない
電話の声で感じたなら 誘いに乗るんだから

こんなに好きって言っても アンタは膝の上うわの空
付き合い始めた頃には 私が手綱握ってたのに
地下鉄のフォームに落ちて 酔った私は泣き喚く
アンタなんか嫌い アンタはクズな男よ
冷えた私を「あからさまに」抱いて 撫で回して温めてよ
私が出て行った罰ね もうアンタに戻れない
いつも難しい顔の アンタがやっぱり恋しい

冷えた体で路頭に迷う 「肥えた狼」に誘われるまま
事を済ませた そうすりゃ女は情が移るのよ
いつも優しいアンタの微笑み もう忘れる事にしたわ
一生かかっても 読み切れない
大切な手紙は いつも胸にしまってある
言葉じゃないね 気持ちだけじゃ まるでだめだね
行動と 感情と 信仰だ 愛は
分かってても どうしても うまくいかないけど
いつも 心を まっすぐに流れつづけているから
どうしても欲しけりゃ ナイフを幾本か あげるから
胸をえぐり 何色か全部 たしかめて見てよ
はやくはやく もっと強く もっともっと深く!
2006.04.20 南風の叫ぶ空
河川沿いの陸橋 頬を刻む風
ジャケットの襟を 立てて流した
何もかも厭になり カバンを放り投げて
ズボンと沈む音を ニヒルに嘲笑った

ヤツと熱く拳を何度も交わしても
あの娘の手で優しく胸を触れられても
ずっと感じてる 孤独を謳歌っている
ここには北風の すさぶ空だけがある

体(そこ)に心(それ)がナイ人は 何でもできるけれど
すべてに気づいたバカは 足元を見続ける
十人十色じゃない 人生(コタエ)なんてひとつさ
見つけ辿り着くべきは 気まぐれなんかにわからない

メーター振り切ってエンジンを焦がせ
好きの気持ち忘れたらゴールに届かない
昔の自分を 誇るだけ誇って
強い南風の 叫ぶ空までゆこう

雨降り竜巻いろんなものかいで進む
汚れた顔でも疲れた眉見せずに
どこまで行っても太陽は左から右
いつも南風の 叫ぶ空だけ見よう
気のいい弟のような 君が僕の手を引き
いくつも信号を越え 指し示したのは
どこにでもあるアンティーク・ショップ

軒下には連なる 蜘蛛の巣と雨だれ
なんだかとても 気が進まなかった
べとつく古着の袖 かき分け奥へと進んだ

不意を突かれて僕は声洩らす
そこに見たのは 青いドレスを纏った
華奢な美女にも似た 魅惑のライト・ボディ
蜜のような滑らかな虎目 しなやかな首と腕

夢に描いてた夢の一本(ギター)が僕に
「抱いておくれ」と呼びかけてるのが聞こえた
彼女とのめぐりあわせを 演出(しか)けるただそのために
君はクルマで遠回りして わざわざ待ち伏せしてくれてたんだね
ずっと友情(きもち)を 暖気(あたた)めてくれてたんだね

僕らはそう 今日を限りに友情を捨て去った
きみとはもう 兄弟愛の眼差ししか向けてないから
2006.04.20 優しい嘘
ああ、今日もあなたに夢を与えてしまった
スリルを捨て優しい嘘で笑みを浮かばせてしまった
誰が見ても幸せな恋人同士なんて そんな風に振る舞ったつもりだよ

そんなこんなで僕も胸いっぱいです、なんて訳ないだろう?
誠意もってえげつない本性まで見せちまえば
虫の居所の悪いトラの様に君は怒り狂う!
だからエノコロ草でくすぐり続けよう
僕は毎晩、排水口につかえた心を流そう!
ぬかるむグランド 吹きすさぶ向かい風の中
ハーフライン 堅いディフェンスのもっと向こうで
見えもしない 小さなお前 足音さえも聞こえない
ただ次の蹴球(アクション)を固唾を飲んで待ってた 

お前など能(や)るはずがないと思ってた でも
お前なら挑(や)るはずだとそう思ってた でも
お前には決(や)ることは無理と思ってた でも
お前だけには負けたくなどなかった
「センセェ、こぇえんすよ、こぇえんすよ、オレ、マジこぇえんすよ・・・」

どうしたね?何も怖がる事などないんだよ、誰も君を脅してやいないだろう?

「なんもこぇえモノなんてないんすよ、そんなオレがマジこぇえんすよ・・・」

・・・
街道抜け目指す山道(とうげ)
 際限ない周回数(レース・ディスタンス)
深紅い「デカ尻女(ポルシェ)」がピタリとケツに喰っ付いて

迫る曲折 ビビるバック・ステップ
 証言者(オーディエンス)のいない真夜中の「闘走(バトル)」

強気にさす恐怖感 愉快な武者震い
 カウル焦がすガードレール蹴り付け

集合管の熱き咆哮 下がってくのは外気だけ
オーバー・レヴで すべてはヒート僕もハード・ボイルド
切らぬクラッチ減たる変速機 光るのは3つの白いビームだけ
黒いしじまに僕は塗りつぶされないよ ひたすらに青く燃えろ!!

形勢はつねに一進一退
 「デカ尻女」が鼻を突き出す
ボア・ストロークの激しい吐息が
 僕を後ろへ舞い落とす

アスファルトの先ずっと見据えて
 「女」の細い脇が開くまで
ひたすら我慢の子 1、2の3
ノーズ・トゥ・ダイヴ!

完膚なきまでの逆転劇 親指立てたそん時に
あり得ない混合器故障(キャブレーション・トラブル)
 エンジンはストール僕は逆立ち

再来月プロダクション・デヴューするはずの
 最新マシン潰してしまった
星のマスクの中あふれる嗚咽 まだ僕は青いまま

膝を入れろ! どうにかリスタート ひ弱なエンジンのまんまでも
かまうもんか!後続車(バック・マーカー)んなったって
フルで攻めろ! 空をグリップしろタイヤ!
 泣いても止まるな、青い僕!!
わたしがはじめて卵を産んだのは 12才のこごえる冬の日
雪の上で卵はわれ 赤いウサギの目がないてた
かなしいときめき、というきもちをはじめて感じた
いえの中で休んでいると 弟が首をかしげきいた
「今日は赤いごはんなの? ねえさんおなかいたいって言ってるよ」…

僕が初めてつがいになったのは 15才の誕生日だった
小さかった僕の体躯を 背の高いあなたが抱いた
言葉にできない、ただ涙で心まで濡れた
ベッドの端で悪戯(ふざ)けてると 父さんが寿司を取ってくれた
「真面目にお付き合いしなさい」ってどういうこと? 僕たちは間違ってないよね?…
…とても心配してたよ お前のアドレスは滅び散ったと思ってた
でもやっぱりお前は永久欠番、#34だ!
よく乗り切った、大変だったか?
ぼちぼち、な 耐久レースはまだ中盤、折り返しが見えたばかりだ!

交替ライダーより

P.S.お前の時(タイム)も、34周(ラップ)目で止まってるぞ


※ #34…2輪ロードレース世界GP元チャンピオン、K.シュワンツのゼッケン・ナンバー
2006.04.17 A LONESOME WOLF
2つの堆(うずだか)い崖の ふもとに飢え忍んでいる
2本の牙を剥き出しにした 狼が
狙っているのは お前の香り立つ屍肉なんかじゃない
脈打ち流れ落ちる そのどこまでも赤い滴り血なのさ

2本のお前の後ろ足の 急所だけをただ狙い
2本の爪で狼は おのれの持ち得ない血の味を貪る
腐った友情 捩れた愛情 無様な同情 凍った激情
そんな臭いが奴を駆り立て 奴を満たしてゆくのさ

誰よりストレートな 神よりストイックな 孤独な狼だから
お前の そしてお前の すべてのお前の
濁った熱い迸(ほとばし)りを味わいたくて仕方ないのさ!!
2006.04.15 ムスク
あなたのがっしりとした左腕に 私の両腕を巻き付けて
拐(かどわ)かそうと視線を流した瞬間に 力が抜けあなたに抱きついた
あなたの喉元から 熱気を帯びた微かな匂(ノート)
私の理性(こころ)はただ酔って 漂って
激しく揺れた 強く震えた
閑散とした教室 熱く教鞭を振るう僕
ホワイトボードに問題を 書き殴り振り返ると
そこにいるのは生徒(きみ)だけ χ二乗検定の
公式と戦いながら 白い手を挙げ僕に笑いかける
熱心な生徒の質問に 冷ややかに僕は応じながら
マウスを持つその右手に 噛み付きたくなる感情(きもち)必死に
殺して冷や汗をかく 大好きなんだこの時間が
君の髪の香りが イケナイ吸血鬼に僕を変えるから
2006.04.14 オブラート
僕の背中に音もなく 両手を差し伸べて
温かい頬をそっと重ねて 涙を拭って
いつも包んでくれた 優しい優しい愛で
あなたの人肌 スミレの香りの空気
すべての悲しみ その色で隠してしまう
いつも包んでくれた 幸せな幸せな時
僕が幾度も傷付け 僕が熱く怒って
大切なあなたを破り溶かしたんだね
こんなに儚い 透き通った心の
愛で湿ったオブラートだったんだね
ごめんねごめんね もう戻せない
いびつになっても もっと愛している
2006.04.09
勇気を出して訊いた「僕ら傷つけあうため生まれたんじゃないよね」と
君は顔を左に傾げ 数直線をただ遡って泣いた

皮革(レザー)や彫金(シルバー)、紺(インディゴ)のように
時と僕の汗で君は変色(かわ)らないから
ひと足先に明日へ出かけるよ 昨日はもう塗りかえられない

外套を忘れた夜のように 君も季節に裏切られたんだね
夜空を臨んだ僕の頬にも 流れ星ひとすじ落ちた
こんなうらぶれた墓地のような 広く冷たい建物に
押し込まれたのは もう1年も前の忌まわしい記憶
もしもここから出られたならば 僕はもう二度と
死んでもここには来たくない 今僕は

生まれてきたことずっと悔やんで泣き暮らしてる
存在が間違っているなんて答をはじいてる
こんな目に遭いたくなど誰もないのに
気持ちのやり場見出せず涙があふれ出す

なぜ自分に生まれ 自分になってしまったのだろう?
なぜ苦しみから逃れ 楽にさせてはくれないのだろう?
最後に体ごとあなたに愛されて消えたい
もう他に望むものは僕の生命ですらありえない

会えないままでもいい
星になってあなたを見てるから
さびしがらなくてもいい
風になってあなたの頬にふれるから
ケンカしたままだったね
うまく生きていくこと願うから
心失ってもいい
影になってずっと付いててあげるから
2006.04.05
音楽ファイル掲載宣言をしましたが、いきなり一時中断です。
理由は掲載したい音楽データのサイズが、このブログにアップロードできる容量より上回ってしまうためです。
(MP3形式の最低音質にしても解決しませんでした。)
音楽ファイルを扱えて、容量の上限も問題ないサイトがあれば、このカテゴリのみ移転し、そこへのリンクをこちらへ貼る、という暫定措置を取りたいと考えておりますので、環境が整った後にあらためてアップいたします。
今後ともLASO 2++をよろしくお願いいたします。
『想いを言葉に乗せて』にコメントを寄せたのですが、「※禁止されています」と出てしまうので(まさか出入り禁止?!)こちらに掲載します。以下は『桃色のミライ』へのコメントです。
テンプレートが変わりとてもシンプルでわかりやすくなりましたネ。
さて詩の率直な感想ですが、日本人ならではの生活様式や季節感、それに伴う情緒を、誰もが共感できるだけでなく、ネリムさんのオリジナリティ溢れる言葉で綴られていて、それらが見事にまとめられている、とても素敵な作品だなと感じました。
2006.04.02 REBORN2
僕らは深い夢の夜に 死の安らぎただ求めて
けだるい朝によみがえり 毎日を繰り返す
君はただふるえていたね 涙が乾いても 叫び
強い大人の握っている 世界と闘い続けながら…
おまえの嫌いなスウィート・バラード わざとかけたりして    怒っているかい?
僕のためじゃない 誰のためじゃない じゃあ誰のため?気付いて…!
悪魔が乗り移ったように  閉じこめた終わらない この
不安だけのNIGHT 寒くなんかない 震えているこの拳(フィスト)
 
Not To Me 限界も間近いころ
Not To Me ここもやばくなるだろう
Not To Me 厳戒態勢の街
Not To Me 僕が囮(おとり)になる
バラードが終わる前に気付いて!(Run Far Away!)

2人を守ってるのは 夜空(そら)に笑う いつかの 星だけ
それ以外のすべてのものを 今夜破壊し 終わらせよう
怖いならやめてもいい この作戦はNO PLAN
ついてくるなら 僕はNO PROBLEM 少し休むといいよ

Not To Me 二度と会えなくても
Not To Me 今夜を忘れないよ
Not To Me 牢城(しろ)の中で叫ぶ
Not To Me おまえを救い出せれば
絆は永久(とわ)にちぎれはしない (NO CRY ANYMORE!)

Not To Me...
Not To Me...
Not To Me...

Not To Me...
Not To Me...